Flash Professional CC (2014) のスプラッシュスクリーンを変更する方法
Windows 版を確認したところ、結論から。Flash.exe の書き換えが必要です。
Illustrator や Photoshop のスプラッシュスクリーンとは違い、実行ファイルにアイコンやスプラッシュスクリーンの画像が埋め込まれている形でした。
追記: Mac は、Illustrator と同様に PNG 画像ファイルを差し替えるだけです。/Applications/Adobe Flash CC 2014/Adobe Flash CC 2014.app/Contents/Resources/png/
にファイルがあります。ファイル名は、P_Splash_N.png または [email protected] です。
書き換え箇所
オススメしませんが、バイナリエディターなどで書き換えると変更可能です。以下は、Windows の Flash Professional CC(2014.2 リリース)、ビルド 14.2.0.20 の情報です。
Flash.exe ファイルの中にそのまま PNG 画像があり、2213、2214番目の PNG 画像がスプラッシュスクリーンの低解像度と高解像度画像です。
- 2E7 9FD0: 低解像度のスプラッシュスクリーン PNG 画像が始まる番地
- 2ED 1328: 高解像度のスプラッシュスクリーン PNG 画像が始まる番地
PNG 画像は、PNG ファイルシグネチャ「89 50 4E 47 0D 0A 1A 0A」のバイト列から始まり、イメージ終端 IEND チャンク「00 00 00 00 49 45 4E 44」+ CRC 4バイトの計12バイトのバイト列で終わっています(参考: PNG ファイルフォーマット)。
Windows の場合は低解像度の PNG 画像の場所を書き換える形で、変更できます。元のファイルより小さいバイトサイズにする必要があります。
- 低解像度 PNG 画像(700×700ピクセル): 357,202 バイト
- 高解像度 PNG 画像(1400×1400ピクセル): 1,390,701 バイト
以上です。3D モデルのダメポーズ画像は @onotchi さん制作です。