テキストを柳 英俊の声で再生する「Text-To-だるやなぎスピーチ」を作った
プログラミング生放送勉強会 第41回@サイボウズ株式会社 松山オフィス で発表したネタです。昨年11月から温めていました。
柳 英俊(だるやなぎ)とは
柳 英俊(通称 だるやなぎ)は、自由に使えるフリー素材です。2014年10月開催の「国際だるやなぎ会議 2014」で、ライセンスの決定を提案し、事例として「大崎一番太郎」を紹介。のちに、CC0 (Creative Commons Zero) に決まりました(おまえらも、フリーであれ! – だるろぐ)。
柳 英俊による有名な Blog 記事はこちら。
音声利用の提案
これまで、柳 英俊の写真・映像の利用はいくつか事例がありますが、柳 英俊をより活用できるよう、音声の利用を提案しました。
Text-To-だるやなぎスピーチ
そこで、音声利用のコンセプト Web サービスとして作成したのが「Text-To-だるやなぎスピーチ」です。一般公開はしていません。
使い方は簡単。入力したテキストを、柳 英俊の声で再生します。
Text-To-だるやなぎスピーチの仕組み
仕組みの紹介動画を用意しました。
- テキストに対応する音声ファイルがあれば再生 (→ 終了)
- テキストに対応する音声ファイルがない場合、柳 英俊の携帯電話に発信
- 入力されたテキストを発音するよう自動音声で指示し、録音する
- 録音された音声ファイルを再生 (→ 終了)
Twilio の利用
Twilio を利用しています。次のような TwiML を発信を行う REST API を呼び出すと、指定した URL 宛に結果が渡されます。
https://gist.github.com/jz5/d3fcb861e6721f15fef45e750c2d3a00
肝の部分は以上です。実行するたびに使用料が発生するのと、サーバーを用意する必要があるので少しめんどうですね。
勉強会での資料とデモ
デモは、3:00 頃から。
さっそく、これを見た kintone エバンジェリスト okiyasu さんが(当日は、kintone + Twilio のデモなどをセッションで披露)、地下アイドルのサービスとかに使えそうと言っていて、アイデアをぱくられそうです。
課題
- お金がかかる(上に収益化が見込めなさそう)
- デモ用のため、同時リクエスト時のキューイング処理などが未実装(通話中にさらに発信しようとするとエラーで終了する)
以上です。