TouchDevelop がオープンソース化。16万行の TypeScript コードを公開
タッチ操作で簡単にアプリが作れる開発環境の TouchDevelop が、2/11 にオープンソース化しています。GitHub 上に TypeScript のコードが、MIT ライセンスの下、公開されています。
このまま開発が終了という感じというわけではなく、誰でも開発に参加できるようになった形です。不要な Windows Phone と Android アプリのソースコードは公開されていません。また、クラウド バックエンド部分も公開されておらず、クラウドサービスは、引き続き Microsoft が面倒をみてくれるようです。
TouchDevelop
TouchDevelop は、タッチ操作でプログラミングできる開発環境で、2011年に Windows Phone アプリとして登場。Microsoft Research が開発しています。その後、Web ブラウザーで動作するバージョンが公開され、iOS, Android などでも開発できるようになっています。これまでに20万以上の TouchDevelop の「スクリプト」が公開されているとのこと。
プロ生ちゃん(暮井 慧)が、窓の杜の特集記事でも解説しています。
- 【集中企画】暮井慧といっしょ♪ 夏休みプログラミング! 第3回 「TouchDevelop」でどこでもWindows Phoneアプリ開発! – 窓の杜
- 【集中企画】暮井慧といっしょ♪ 冬休みプログラミング! 第1回 TouchDevelop」で、どこでも・どのデバイスでもアプリ開発! 前編 – 窓の杜
- 【集中企画】暮井慧といっしょ♪ 冬休みプログラミング! 第2回 「TouchDevelop」で、どこでも・どのデバイスでもアプリ開発! 後編 – 窓の杜
ツイート
2012年にインターンで開発に関わっていた arc@dmz さんのツイートです。
TouchDevelopがオープンソースになって何が嬉しいって、立場に係らず、あの優秀なソースコードが読めて、余裕があればコミットできる可能性があることですよ。
— arc@dmz (@arcatdmz) February 11, 2015
TouchDevelop、TypeScriptの相当初期段階から使いこんでるメンバーのソースコードだから普通の人が読んですごく参考になるはず。
— arc@dmz (@arcatdmz) February 11, 2015