[Xamarin] 2台の iOS Simulator でデバッグする方法
アプリのトーク機能などを同一 Mac 内の iOS Simulator でデバッグできないか試してみました。
できたこと
同じプロジェクトのアプリを2台の iOS Simulator に配置して、片方の iOS Simulator のアプリは Vsiual Studio(または Xamarin Studio)でデバッグ。もう片方は、アプリの配置のみ。
方法は、2台目用の新規ユーザーを作成。下記の手順では、両ユーザーで同じ場所のプロジェクトを参照していますが、プロジェクトファイルをコピーするアプローチであれば、両方デバッグできるかもしれない(試していません)。
手順
1台の iOS Simulator と Visual Studio とで、デバッグはできている環境とします。
- 新規ユーザーを作成
- 新規ユーザーに切り替え
- Xamarin Studio でプロジェクトを実行し、iOS Simulator にアプリを配置
- メインユーザー(切り替え前のユーザー)のフォルダーにあるプロジェクトを参照するには、あらかじめフォルダーの共有と、ファイルのアクセス権限を与えておく(ターミナルから
chmod -R 777
など)
- メインユーザー(切り替え前のユーザー)のフォルダーにあるプロジェクトを参照するには、あらかじめフォルダーの共有と、ファイルのアクセス権限を与えておく(ターミナルから
- Xamarin Studio、iOS Simulator を終了
- 同じ場所のプロジェクトを参照しているので、メインユーザー側でいろいろファイルにアクセスできず実行できないため
- メインユーザーに切り替え
- 2台目の iOS Simulator を新規ユーザーとしてターミナルから起動
- ターミナルから
$ sudo -u test /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Applications/iOS\ Simulator.app/Contents/MacOS/iOS\ Simulator
実行(test はユーザー名) - 参考: mac – iOS Simulatorを多重起動する方法 – スタック・オーバーフロー
- ターミナルから
- もともとできている環境の Visual Studio と iOS Simulator でデバッグ
以上です。