[Photoshop] 水玉模様を作る–カラーハーフトーンを使う
水玉模様を作る
カラーハーフトーン機能を使って、水玉模様を作ります。以下の画面は Windows の Photoshop CS6/CC です。
グラデーションの描画
水玉の作成は、白黒のグラデーション(均一な灰色などでも構いません)を、フィルターを使って変換します。
まず、グラデーションツールを選択します。
上のバーに表示されているグラデーション部分横の「▼」をクリックして、「黒、白」のグラデーションを選択。
ここでグラデーションのパターンを選択。図では左から2番目の円形。
中央あたりから端へ適当に、カンバスをドラッグします。
こんな感じにグラデーションが描けます。
水玉模様に変換
カラーハーフトーンを利用して水玉模様に変換します。
そして、メニュー[フィルター]-[ピクセルレート]-[カラーハーフトーン]を選択します。
半径は適当に。チャンネルはすべて45を入力して、OK ボタン。
以上で、このようになります。
値が 45 → 90 の場合
ちなみに、すべて45ではなくすべて90した場合の模様は、このようになります。
白い部分を透明化
レイヤーマスクを使って、白い部分を透明にします(後日追記しているので、上の手順で作った画像と画面が異なります)。
レイヤーマスクの追加
レイヤーウィンドウの下にあるボタンから、レイヤーマスクを追加します。
カンバス画像をコピー
キー Ctrl + A で、カンバス全体を選択します(メニューでは[選択範囲]-[すべてを選択])。
続いて、Ctrl + C で画像をコピーします(メニューでは[編集]-[コピー])。
レイヤーマスクにマスク画像を描画
Alt キーを押しながら追加レイヤーマスク部分をクリックして、レイヤーマスクを表示します(白いカンバスになります)。
Ctrl + P で、コピーした画像を貼り付けます(メニューでは[編集]-[ペースト])。
Ctrl + I で、色を反転します(メニューでは[イメージ]-[色調補正]-[階調の反転])。
レイヤーマスクで黒い部分が透明になります。通常のレイヤー表示に戻ると、白い部分が透明になっています。
黒い部分のカラー化
黒い部分をカラー化は、カラーオーバーレイ で色を付ければ OK です。
オマケ: スクリーン合成
白い背景を残してもよい場合に、黒い部分をカラー化するには、スクリーン合成が簡単です。
レイヤーを追加し、塗りつぶします。レイヤーの配置順は以下の通りです。
レイヤーの合成方法を、「通常」から「スクリーン」に変更します。
以上で、黒い部分が指定の色になりました。
オマケ: マジック消しゴムツール
白い部分を透明にして使いたい場合は、「マジック消しゴムツール」を使う方法もあります。ただし、レイヤーマスクと比べると黒と白の境目が少し削れたりしてしまいます。
ツールウィンドウから選択します。
上部のバーの「隣接」のチェックをはずします。
その後、カンバスの白い部分をクリックすると、白い部分が削除されて透明になります。