暮井 慧とアプリ開発! 第1回 App Inventor 2 補足
慧: こんにちは! 【集中企画】暮井 慧とアプリ開発! 第1回 見てくれた? 窓の杜で連載中だよ。今回は Android アプリが開発できる App Inventor 2 を紹介! ここでは記事で紹介できなかったことなどを補足をするよ。
App Inventor 2 と App Inventor Classic
もしかしたら以前の App Inventor を知っている人もいるのかな? でも、今回紹介した App Inventor 2 は、2013年12月にリリースされた別ものだよ。以前のものは「App Inventor Classic」と呼んで区別して、App Inventor 2 は、単に App Inventor と呼んだり、MIT App Inventor と呼んだりもするよ。MIT は、開発しているマサチューセッツ工科大学のことね。
App Inventor Classic は、ブロックでプログラミングするエディターが Java 製のクライアントアプリだったの。App Inventor 2 では、Web ブラウザーでできるようになっているよ。これは、Blockly というプログラミング言語が利用されているんだよね。
App Inventor はオープンソース!
あと、App Inventor はオープンソースで誰でもソースコードを見て、たいへんだと思うけど改良もできちゃうよ。App Inventor で物足りない機能なんかは、追加のブロックを開発したりもできるけど……、Android アプリ開発が目的だったら、App Inventor を使わず普通に Android アプリ開発した方が簡単そう。
Twitter タイムラインの取得
窓の杜の記事では、ツイートするところまで紹介したけど、一般的なタイムラインを取得する方法も一応ふれておくね。結論からいうとあんまし使い勝手はよくないよ。
タイムラインを取得する場合は、Twitter コンポーネントの call ~ RequestFriendTimeline ブロックを使ってタイムランの取得を実行! when ~ FriendTimelineReceived ブロックを使って、取得した内容を表示するよ。
このブロックの組み合わせを作るには、デザイナー画面で、ListView コンポーネントを追加してね。一番下のブロックの get timeline ブロックは、when ~ FriendTimelineReceived の timeline 部分からドラッグ&ドロップできるよ。
結果はこんな感じ。この ListView ってなぜか操作しづらいんだよね……。タイムラインは、名前とツイートしか取得できないの。括弧でくくられているのは、App Inventor でのリストっていうデータ構造なんだ。説明は割愛するけどね!
特定の位置から任意の数だけ取得…みたいなことはできないよ。というわけで Twitter 機能は、一応できるけどかなり限定されているんだよね。どう活用するかはアイデア次第かも!
以上、補足おわりだよ。感想も待ってるよ!
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