PC-9801 DS を修理してもらった
12月に長期間 通電していなかった PC-9801 DS を起動しようとしたところ、うんともすんとも電源が入らなくなってしまっていました。そこで、第三研究所 さんの パソコンの修理・保守サービス に依頼して修理してもらいました。
作業内容と料金
最終的な作業内容は次の通り。電源だけでなく FDD の動作確認も依頼しています。
- 電源ユニットの交換(※)
- マザーボード上の Ni-Cd 電池を除去
- FDD の分解清掃と注油、磁気シールド金具を除去
※ 電源ユニットの電解コンデンサの交換では動作せず、中古の電源ユニットに交換してもらいました。
および、
2時間程度電源を入れ、MS-DOS 6.2 を起動して動作チェック。CPU、各メモリ、テキスト表示、グラフィック機能、サウンド機能、音量調節、、音声出力、アナログ RGB 出力、カレンダ時計機能、FDD I/F、キーボード I/F、バスマウス I/F、シリアルポート、プリンタポート、メモリスイッチの設定のチェック。FDD の読み書き、フォーマット、起動の動作確認。いずれも正常動作したとのこと。
料金は、約12,000円(送料別)でした。料金例は Web サイトに記載があります。
今回の修理では、Ni-Cd 電池を除去しているので、起動するたびに日付と時刻が初期化されます。料金を追加すれば、電池交換もしてくれます。また、延命化のためのいろいろなオプションもあります。
ちなみに PC の運搬には、パソコン宅急便 を使いました。
修理後の PC-9801 DS
十数年ぶりに起動!
PC-9801 DS 修理してもらって復活した pic.twitter.com/GG9QBafcO0
— JZ5 (@jz5) 2019年1月2日
異なる電源ユニットに交換したためコンセントがひとつ減っています。
電源ユニット交換 pic.twitter.com/COas01VduN
— JZ5 (@jz5) 2019年1月2日
PC-9801 UV
余談で、同じく長期間 通電していなかった PC-9801 UV は起動しました。
修理せずとも動いた PC-9801 UV。アルゴリズミックえぶりでい オマケはこれで作ったよ pic.twitter.com/g4pvcENMnz
— JZ5 (@jz5) 2019年1月2日
アルゴリズミックえぶりでい
1月11日発売 キャラソン「アルゴリズミックえぶりでい」 の特典フロッピーの「3.5インチ PC-98 フォーマット」版は、この UV で複製しています。よろしくお願いいたします!
特典フロッピー「5インチ」版は、この PC-9801 DS を使って複製するために修理しましたが、技術協力いただいた UME-3 さん所有の PC で 5インチフロッピーの複製をしてもらったので、結果的に修理する必要ありませんでした。