iMac 2019 を外付け高速 SSD でストレージを拡張した

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SSD 1TB の iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019) を2019年から使っているのですが、ストレージ空き容量が無くなり困っていたので、NVMe SSD と ポータブルケースを購入してみました。

Parallels Desktop で Windows 11 と Visual Studio を使っていますが、Parallels の VM ファイルすべて、外付け SSD に移して使おうと思います。

iMac を分解して増設する方法は、難しそうなのでやめました。

NVMe SSD と Thunderbolt 対応ケース

ポイントは、内蔵 SSD と同程度の読み書き速度が出てほしいので、iMac 2019 の拡張ポート Thunderbolt 3 (最大40Gb/s) 接続できるポータブルケースを探しました。この条件を満たすようにするとあまり選択肢は多くないです。

ちなみに USB のポータブルケースは多数ありますが、iMac 2019 の USB は、USB 3.1 Gen 2 で、最大10Gb/s。USB 3.2 Gen 2×2 の規格でも、最大20Gb/s と、満足のいく速度は期待できないです。USB 4 になると Thunderbolt 3/4 と同じ 40Gb/s です。

Amazon 等のレビューを見ると、ケースによっては、熱が結構問題となるようです。また、理論値の速度は出ないにしても、全然速度が出ていないあやしい(?)製品もあるようです。

特にそれ以上はわからないので、無難そうな次の製品を購入しました。


玄人志向 ドライブケース M.2 NVMe SSD 2280 Type-C 40Gbps(USB3.2, USB3.1, USB3.0互換) GWM.2NVMe-40GC

Thunderbolt だけでなく、USB も対応しているので、汎用性が高いです。

玄人志向 | GWM.2NVMe-40GC:USB-C接続 M.2 NVMe対応SSD用ポータブルケース を確認すると、対応 SSDは、「M.2 NVMe接続SSD( M-Key/B&M-Key) 最大容量2TB ※PCIe Gen4/Gen3 x4/x2のSSDを取り付け可能 ※内部接続はPCIe Gen3 x4です。」とあります。認識しない SSD もあったいうレビューも見たので、SSD は内部接続の「PCIe Gen3 x4」と同じものを選択。


Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵SSD 2TB WD Blue SN570 (読取り最大 3,500MB/秒) M.2-2280 NVMe WDS200T3B0C-EC 【国内正規代理店品】

Western Digital のクリエイター向けを謳う SSD です。クリエイター向けというのは 1ヶ月分の Adobe CC が付属しています(2023年10月までにコードを入手する必要あり)。ちなみに、Adobe CC のメンバーシップ用のコードを入手するには、Windows アプリの Western Digital Dashboard のインストールが必要です。Mac の場合はどうするのかサポートに問い合わせたところ Windows にインストールして確認しろとの回答でした。

購入写真

ケースに SSD を差したところです。この SSD の上に付属の熱伝導シートを貼ります。ケースのふたが少し押し戻される感じがあったので、おそらく隙間なく密着し、冷却できそうです。

ネジの開け閉めは、付属の専用ドライバーが必要です。

計測結果と所感

Blackmagic Disk Speed Test と AmorphousDiskMark の計測結果です。SSD の読み取り性能 3,500MB/s には届いていませんが、USB では難しい速度が出ている感じなので満足です。

Parallels で Windows は、これまでと違和感なく使えています。もともと少し遅く感じる・動作がもたつく場面はあります。Intel Core i9 3.6 GHz 8コア、メモリ 16GB のうち、VM に 4コア、32GB 割り当ての設定で使っています。

熱は、ケースをさわると暖かい程度で済んでいます。

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Posted by jz5