札幌を走る“痛タクシー”の記録！

長栄交通が手掛ける「痛タクシー（痛タク・痛クシー）」、「アートタクシー」の情報と、2014年7月11日から運行している暮井慧タクシーを依頼した際に見聞きした情報を公開します。

痛タクシーとは、アニメやゲームなどキャラクターのステッカーを施した「痛車」のタクシー版です。長栄交通では「アートタクシー」という言葉も使っています。

※ このページでは、長栄交通の痛タクシーとアートタクシーを扱っています。

少しずつ更新していきます。

長栄交通の「痛タクシー」とは

札幌にある長栄交通の広告料等の金銭のやり取りをせず運行しているラッピングタクシーです。過去、バイオハザード、エヴァンゲリオン、まどかマギカなどのコラボで話題になりました。

広告料や版権料など金銭にやり取りをしないため、自治体の広告面積等の規制を受けず、フルラッピングを実現しています。

現在、勝手に運行しているわけではなく、札幌市と協議の上運行しています。暮井慧タクシーもデザインをを6月初旬に（長栄交通経由で）提出しました。

2013年までの詳しい取材記事は下記サイトも参照してください。

暮井慧タクシーの実施で、見聞きした良いところを紹介します。

社員はどう思っているのか（嫌がっているのでは）？　客が乗りたがらないのでは？　という疑問を見ることがありますが、実際どうなのでしょうか。

まず、暮井慧タクシーは、依頼から制作、7/12 の撮影会まで担当していただいたのは、上記の特集記事で登場している竹内さん。長栄交通の痛タクシー自体の発案者で、暮井慧タクシーも快諾いただき、運行まで進んでご尽力いただいたと信じています！　※ 暮井慧タクシーを最後にご退職されました。

乗務員は、CNET Japan 記事によると「抵抗感を示す乗務員もいます」とのこと。ただ「手を挙げて運行してくれる乗務員に報酬がまわる形」でもあり、実際、普通のタクシーと比べ、売上・稼働率も高いようです。

乗りたい人がいないのではという疑問については、売上・稼働率が高いことから、そのようなことはないようです。タクシー乗り場の車列では、先頭まで順番を待つことが少なく、乗りたいお客さんが乗ってくるという話も聞けました。エヴァンゲリオンやまどかマギカコラボでは、無線センターに予約が殺到したという話も。

タクシーへのクレーム等が少ないのも特徴のようです。タクシー会社が特定しやすいので、品行の悪い運転などをしているとすぐ会社にクレームが入り、乗務員の特定も簡単にできるので、結果品行の良い運転や対応につながっているとのこと。

また、コンテンツが好きな方、理解のある方が乗っているため、運賃踏み倒しなどの車内トラブルも無いとのことでした。

長栄交通を知っている人が全国規模で増えて嬉しいという話も聞けました。

長栄交通の痛タクシーとアートタクシーです。これら以外にも萌えキャラクターをデザインした長栄交通のタクシーが走行していますが、広告扱いのようで「痛タク」とは区別されています。

イベントでは行灯もデザイン。

運行期間: 2012年9月～2013年1月
カプコン「BIOHAZARD 6」とのコラボ
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